矯正歯科(インビザライン)について④

治療中の歯の磨き方/メンテナンス方法

矯正治療中は、歯磨きなど日頃のメンテナンスにも気を配ることが大切です。矯正装置を付けた状態は、通常よりも歯に食べかすが残りやすくなっています。いつも以上に時間をかけて丁寧に歯磨きをすることが重要なのです。
矯正治療中、口内で汚れが残りやすいのは「ブラケットの周り」「歯と歯の間」「歯と歯肉の間」です。通常の歯ブラシではしっかりと汚れを落とせないことが多いので、矯正治療専用の歯ブラシや、ブラシ部分が細くなったワンタフトブラシなどを活用して汚れを落とすことが大切です。

歯磨き方法

<ブラケットの周り/歯と歯茎の間>
ブラケットの周りを磨く際には、ブラケットの上下をそれぞれ磨いてあげるのがポイントです。ブラケットに対して歯ブラシを斜めに当て、ブラケットと歯の隙間の汚れを落とすようにして磨きます。ブラケットの周りを磨くのと同時に、歯と歯茎の間も磨いてあげます。歯と歯茎の間を磨く場合は、ブラケットの周りを磨くのと同様で、ブラシを斜めに当てて磨くのがポイントです。
<歯と歯の間>
歯と歯の間を磨く際には通常の歯ブラシではワイヤーが邪魔してうまく磨くことができません。そのため、ワンタフトブラシを活用するのがおすすめです。通常の歯ブラシで磨く場合はブラシの先端を利用して磨くのがポイントです。
表側矯正と裏側矯正で選ぶ歯ブラシも変わる

治療中のメンテナンスをする際には、表側矯正と裏側矯正で使用する歯ブラシも変えるのがおすすめです。歯の表と裏では磨きにくさや汚れのつき方も変わってくるため、それぞれに合った歯ブラシを活用することが大切なのです。
<表側矯正>
表側矯正の場合は、通常の歯ブラシだけでなく、矯正用の歯ブラシを活用するのがポイントです。矯正用の歯ブラシには、「矯正用2列型」「矯正用谷型」「矯正用山型」など種類があります。それぞれうまく使い分けながら磨くことで、汚れも綺麗に落とすことができます。通常の市販されている歯ブラシの場合、ほとんどが3列ブラシとなっています。3列ブラシは歯に当たる部分が大きいため、ブラケットの周りなど細かい部分を磨いた際に磨き残しが発生してしまうのです。しっかり汚れを落とすなら毛束が細いタイプの歯ブラシがおすすめです。
<裏側矯正>
裏側矯正の場合、ワンタフトブラシを活用するのがポイントです。ワンタフトブラシはブラシの先端が山形になっているため、歯と歯の間や、歯1本1本を磨きやすいのです。磨き残し等が気になる場合は、デンタルフロスや歯間ブラシを活用すると良いでしょう。通常の歯ブラシを利用するのであれば、ブラシの先端を利用して磨くのがポイントです。

矯正歯科Q&A

Q.小児矯正で抜歯はしますか?
A.子供の矯正治療の場合、顎の骨が完全に成長する前の段階で矯正を始めることが多いため、大人の矯正治療に比べると抜歯をすることも少ないでしょう。骨の成長段階で抜歯をせずに「ヘッドギア」や「拡大装置」などを活用して、歯が正しい並びで生え変わるよう矯正治療を行ないます。しかし、歯の成長は子供によって個人差があるので診察に行った段階で担当医師に治療法や抜歯の有無などを確認しておくことが大切です。
Q.矯正治療には年齢制限はありませんか?
A.矯正治療に大きな年齢制限はありません。昔に比べると矯正装置の種類が増え、治療技術も上がっているため、その人に合わせた矯正治療を行なうことが可能となっています。特に成人矯正の技術は年々高くなっているので、大人になって矯正治療をする人も多くいらっしゃいます。歯並びを綺麗にしたい、口元を美しくしたいと思った時がタイミングです。
Q.別の歯科で矯正治療を受けたのですが、再治療は可能でしょうか?
A. はい、可能です。過去に矯正治療をしたことがある人はある程度歯並びが綺麗に整っている状態なので、通常よりも短期間で治療が完了することもあります。一度矯正治療をしたけれども、年齢を重ねるうちに後戻りで歯並びが少し乱れてきたという人も気軽にご相談ください。
Q.周囲の人にバレにくい矯正治療はありますか?
A.はい、あります。見えない治療で代表的なのが裏側矯正やマウスピース矯正です。特にマウスピース矯正の場合、薄くて透明なマウスピース型の矯正装置なので、笑った時でも銀色のワイヤーやブラケットが見えることがありません。加えて取り外しも可能なので、必要な時に自分で取り外すこともできます。特に世界各国で使用されているマウスピース型の矯正装置「インビザライン」は成人矯正でも人気があります。周囲にバレにくい矯正装置も種類が多いので、自分自身のライフスタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。
Q.噛み合わせが悪いと具体的にどのような影響があるのでしょうか?
A.噛み合わせが悪いと顎の肉や関節に負担がかかってしまい、顎関節症などを引き起こしてしまう可能性があります。それだけでなく、人によっては噛み合わせの悪さが原因となって頭痛や肩こりの症状が出るケースもあります。また、噛み合わせが悪いと食事の際に食べ物を噛む力が均等でなくなり、歯が欠けてしまったり、負担がかかって抜けてしまったりすることもあるので注意が必要です。
Q. 金属アレルギーなのですが、矯正治療はできますか?
A. はい、可能です。今では金属を使用しない矯正装置も誕生しています。特にマウスピース型のインビザラインは金属ワイヤー等も使用しないので、金属アレルギーのある人でも安心して装着することが可能です。アレルギーで諦めていた人でも治療は可能ですので、一度医師にご相談ください。
Q. マウスピース矯正は一日中装着しなければならないのでしょうか?
A. 装着は1日20時間以上となっています。装着開始後は長いと感じるかもしれませんが、しばらくすると、服を着たり、コンタクトを装着したりするのと同様の感覚で装着する方が多いです。自分で取り外すことができるので、どうしても外さなければならないタイミングには取り外すこともできますよ。
Q. マウスピース矯正は装着したまま飲食するの?
A.水であれば装着したまま飲むことは可能ですが、それ以外の飲食をする際には取り外す必要があります。マウスピース矯正装置をつけたまま飲食をしてしまうと、マウスピースと歯の隙間から食べ物の糖や着色料が入り込んでしまいます。そのため、虫歯や歯周病になりやすい状態になってしまうのです。
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