失った顎の骨や歯ぐきなどを回復させる治療

歯周組織再生療法は、歯周病や事故などで失われた歯周組織(骨や歯ぐきなど)を回復させるための治療です。特殊な薬剤や人工骨などを患部に置き、歯周組織の再生をうながします。

歯周組織再生療法はこんな症例で適用されます

  • 歯がグラついているが、抜歯したくない場合
  • 加齢や歯周病、事故などで、骨や歯ぐきが失われてしまった場合
  • インプラント治療を行いたいが、現状では骨が足りない場合
  • 歯ぐきがやせて見た目が悪い場合

※上記に該当するすべての患者様に適用できるわけではありません。患者様のお口の状態によっては適用できない場合がありますのであらかじめご了承ください

歯周組織再生療法の種類

歯周組織再生療法にはさまざまな種類があり、患者様の症例によって適した治療方法は異なります。東京・名古屋で7医院を運営する医療法人スワン会(スワン歯科)では、患者様のお口の状態を十分に診査したうえで、もっとも効果が期待できる治療方法を選択いたします。世界的に普及し成功実績が豊富な外科手法(グローバルスタンダード)を用いて安全かつ高度な口腔外科治療を実現していますので、安心してご相談ください。

  • エムドゲイン
  • GTR(組織再生誘導法)
  • GBR(骨再生誘導療法)
  • FGG(遊離歯肉移植術)
  • CTG(結合組織移植術)
エムドゲイン

歯が生えるときに重要な役割を果たす、たんぱく質を主成分とした薬剤です。このエムドゲインを骨が失われた部位に塗ることで、歯が生えるときと同様に歯根膜・歯槽骨・セメント質を再生します。

歯ぐきを切開し歯根を露出させます。

歯ぐきを切開し、歯根を露出させます。

歯根の清掃をします。

露出させた歯根を清掃します。

エムドゲインを塗布します。

エムドゲインを塗布します。

切開した箇所を縫合して再生を待ちます。

切開した箇所を縫合して再生を待ちます。

GTR(組織再生誘導法)

GTR(組織再生誘導法)

歯周病で失われた顎の骨や歯ぐきは、歯石を除去することで自然と再生していきます。しかし、再生するスペースに他の軟組織が入り込んでしまうと、自然に再生することは困難になります。そこで採用されるのが「GTR」です。骨や歯ぐきが失われた部位にメンブレンという生体膜を置いてスペースを確保し、自然再生を促します。

GBR(骨再生誘導療法)

失われた部位に人工骨や自家骨(自分の骨)を移植し、骨の再生を図る治療方法です。主に、骨の量が足りずにインプラント治療ができないと診断されたケースに適用されます。人工骨には主にハイドロキシアパタイトやB-TCPなどのリン酸カルシウム系の材料が使われます。

骨内に入るべきインプラントの表面部分が大きく露出しています。これでは、インプラントを安定させるのは不可能です。

骨を失った部分に移植骨のブロックをピンで固定し、周囲の隙間には小さい骨を詰めます。

FGG(遊離歯肉移植術)

歯肉が足りず歯の根元まで露出してしまっている場合に適用される治療です。歯ぐきを失った部分に、他の部位から切り取ってきた上皮組織と結合組織を移植します。ほとんどのケースで、上顎の口蓋から組織を切り取って移植します。

STEP1

歯ぐきが不足しているため、歯の根元まで露出しています。

STEP2

上顎から必要な量の歯ぐき(上皮組織と結合組織)を剥離します。

STEP3

剥離した歯ぐきの組織を必要な部位に移植し、縫合します。

CTG(結合組織移植術)

FGGと同様、歯ぐきの再生を促す治療です。歯ぐきが不足している部分に、上顎の口蓋から結合組織のみを採取し、移植します。

歯周組織再生療法は、機能的な歯周組織(顎の骨)を取り戻すまでに一般的に数ヶ月から1年程度を要します。歯周組織の再生は個人によって異なりますので、術後も定期的に経過をみていく必要があります。「手術が終わったから」と思わずに、必ず東京・名古屋の各医院を定期的に受診するようにしてください。

医療法人 スワン会の無痛治療への取り組み

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